この記事を書いた人
ショップ店長 ミキ
miki
公開日:2014.12.18 / 最終更新日:2020/03/04
こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。
ブログを更新していく上で是非実践していただきたい8つのポイントをご紹介しています。
基本的なものからやや難易度の高いものまで色々ありますが、この8つのポイントに気を付けることでSEOの効果も上がり、かつ読者にとってもより良いサイトにすることができます。
今回の8「見出しの活用」が最後の項目になります。
見出しとは記事や文章において、内容の要点を単語や短い文章にまとめ、関連する章の最初に大きな文字で書かれたものです。
新聞や雑誌の見出しを思い出していただくとわかりやすいでしょうか?
ブログを書く上でも、この見出しを活用することで様々なメリットが得られます。
適切な見出しをつけることで、圧倒的に記事が読みやすくなります。
逆に新聞や雑誌で見出しがなかった場合を想像してみて下さい。
どこから読めばいいのか、また文字の大きさも全て同じで読みにくいことこの上ないですよね。
ブログも同じで、どんなに素晴らしい記事や文章だとしてもただだらだらと文字が並んでいるのでは、興味がある方は頑張って最後まで読むかもしれませんが、そうでない方はすぐにページを離れてしまうかもしれません。
見出しをはさむことで読み手もそこで一息つくことができ、テンポよく記事を読むことができます。
見出しは他の文字よりも大きく表示されるのが一般的ですので、読者が記事のページをパッとみただけでどのような内容が書かれているかがすぐにわかります。
また各段落がどのような内容なのかを見出しで理解できるため、その後の記事の内容がしっかりと頭に入ります。
見出しタグについては以下で説明しますが、この見出しタグに含まれた単語や言葉を検索エンジンは「この記事のキーワード」として認識します。
検索エンジンはつねにクローラというロボットを使って、世の中に数多あるウェブサイトを徘徊しその内容を把握しています。
その際にいくつか重要視するポイントがあるのですが、そのうちの一つが見出しタグです。(ちなみにもっとも重要視されるのがタイトルです)
適切な見出しを作ることは、読者にとって読みやすく伝わりやすい記事になるだけでなく、検索エンジンにも理解されやすくなります。
だらだらと書かれた記事では要点がなにかわかりにくいものですが、ポイントとなるキーワードを見出しに含めることで、「この記事が何について書かれているのか」をより的確に検索エンジンにアピールすることができるのです。
見出しをつける場合には、見出しタグというものを使います。
(タグについては、初心者必見!読者にも検索エンジンにも好かれるブログの作り方⑥~キーワードの強調~で触れています)
見出しタグは、
<h1>見出し</h1>
<h2>見出し</h2>
<h3>見出し</h3>
このように、hと数字を組み合わせたものです。
数字が小さい程重要度が高いと判断され、初期設定では<h1>が最も大きく表示されます。
各見出しタグの使い分けとしては、
<h1>大見出し</h1>
<h2>中見出し</h2>
<h3>小見出し</h3>
という具合に、「h1 ⇒ h2 ⇒ h3 ⇒ h4」というような順序になるように配置します。
例えば今ご覧いただいている記事にもいくつか見出しタグを使っていますが、例えば
上記は上から順に<h3><h4><h5>となっています。
タグはこのようになります。
<h3>ブログに見出しを使うメリット</h3>
<h4>1、読者向け</h4>
<h5>・読みやすさの向上</h5>
これは<h5>の内容が<h4>に含まれ、また<h4>の内容が<h3>に属しているのでこのような関係性になっています。
記事によっては、<h2>の見出しのみの場合もありますし、どの見出しタグを使うべきかは文章構成によります。
どのタグを使うか、と考えるとややこしくなりますが、記事を書く上でいきなり本文を書くのではなく、先ずは見出しを考えてから本文を書くようにすると記事の内容もブレませんし、自然とどのタグを使うべきかがわかるのではないかと思います。
では実際の使い方をご紹介します。今回はWordPressとアメブロでのタグの挿入方法をご紹介します。
記事編集画面を「ビジュアル」にすると、ツールバーの中に「段落」という文字が見えるプルダウンがありますので、右側の▼をクリックすることで
このような項目が表示されます。
見出し1~6まであり上から順に<h1><h2>・・・となっていますので、見出しにしたい文字を選択しプルダウンの中から適切な見出し番号を選びます。
アメブロの場合は残念ながら見出しタグを自動で挿入してくれる機能がありませんので、編集画面を「HTML表示」に切り替えてから直接タグを入力します。
その後「通常表示」に戻してもらうと、それぞれ文字の大きさが変わっているはずです。
因みにアメブロでは文字サイズの変更ができますがこれは単に文字の大きさを変えているだけで、見た目は見出しタグを使用した場合と同じでもSEO的には重要視されません。
※GoogleでSEO対策を担当している方によれば、「(<h>タグの)順番は気にする必要はない」ということですので、見出しタグの数値の重複や歯抜けに関してはあまり神経質にならなくても大丈夫だと思います。
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