こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。

ネットショップを立ち上げて、自分や友人に頼んでメールがきちんと届くか、購入手続きが問題なく完了できるかなど、様々なテストを行うかと思います。
ですがテストの場合、実際に商品の発送までは行わないませんよね?
そして念願の初めての注文。
あれ?商品の他には何を同封すればいいの?
商品の梱包はこれでいいんだっけ?
ブログに載せたいのに写真を撮るのを忘れて発送してしまった!
などなど、しっかりと準備をしたつもりでも実際にシミュレーションしていないとオロオロしてしまいがちです。
そこで今日は「ネットショップで商品が売れたら必要になるもの」を8つご紹介してみたいと思います。

1、商品のパッケージ(ラッピング)

先ずは商品を入れる箱や袋などのパッケージが必要になります。
商品に合わせた箱や袋は用意できていますか?ラッピングサービスがあるならリボンやシール、紙パッキンなども必要になります。商品の価値を下げてしまうようなパッケージ・ラッピングにならないよう、出来上がりを予め確認しておきましょう。
また商品は必ずしもあなたのショップページを見た人の元へ行くかどうかわかりませんので、パッケージにショップ名や連絡先、商品名や使い方、取扱い上の注意等の記載があると親切だと思います。パッケージに記入する内容については、同じようなジャンルで市販されている商品のパッケージを参考にしましょう。

決して「ハンドメイドや個人でやってるから、使用上の注意なんてなくてもいいわ。ビニール袋に入れてシールで止めればOK」というような考えでパッケージを決めてはいけません。
お客様にとってはスーパーに売っているきちんとしたメーカーの商品も、あなたのお店の商品も、どちらも変わりなく「お金を出して購入した商品」なのです。パッケージに記載されているものはどれも「必要だから」記載されています。お客様にとって必要な情報であるならば、ハンドメイドであろうがきちんと記載するべきだと思います。(例:サイズ、材質、使用上の注意点など)

2、発送用の梱包材

ラッピングした商品を発送する際に使う段ボールや封筒も必要です。
ラッピングが崩れてしまうようなギリギリサイズの封筒や、送料が余計にかかってしまうような大きすぎる段ボールではありませんか?配送会社で用意している封筒や袋もあります。なるべく全ての商品に共通して使えるものをまとめて仕入れることで、発送にかかる経費を抑えられ、また送料の表記もシンプルになります。

3、納品書

ギフト以外の商品には必ず納品書を同梱します。配送先住所が異なる場合はギフトの可能性もありますので、納品書の要・不要をお客様に確認するのも良いでしょう。

4、サンクスカード

必ずなくてはならないものではありませんが、手書きの簡単なカードが1枚入っているだけでお客様からの印象は変わります。毎回同じ文章でも構いませんが、一言そのお客様への言葉を添えるだけでお客様にはきちんと伝わるものです。

5、同梱物

次回の購入に繋がるようなクーポン、チラシなどを用意して商品に同梱しましょう。
商品に同梱したものはほぼ必ずと言っていい確率でお客様はご覧になります。確実にお客様に届けられる貴重な機会ですので、商品と納品書だけを送るのではなく次に繋がるような同梱物を用意しておくことをお勧めします。(例:レビュー記入で○○ポイント付与、○か月以内のお買い物で○○円引きクーポン、等)
また商品によっては取り扱い説明書や保証書なども必要になるかと思いますので、予め用意しておきましょう。

6、おまけ

サンクスカードと同様に必ずしも必要なものではありませんが、お客様になってみると注文した商品におまけが付いてくるというのはやはり嬉しいものです。
負担にならない範囲でお客様に喜ばれるようなちょっとしたアイテムをサンクスカードとともにお届けしたとしたら・・・あなたのお店の印象はグッと良くなるはずです。(但し納期や商品のクオリティなど最低限のポイントがクリアできていなくては意味がありませんよ)
どのようなものがいいのかわからなければ、実際に同じような商品を販売しているお店で購入してみるといいと思います。(必ずしもおまけがついてくるかどうかはわかりませんが、他店の梱包や同梱物を見るだけでも参考になります)

7、緩衝材

商品や同梱物を箱に詰めたら、段ボールの中で商品が動かないような緩衝材があると便利です。
エアークッションや発砲スチロール、紙の緩衝材など様々な種類がありますので、商品に合わせて用意しましょう。但し大きなロットでないとコストが高くついてしまいますので、例えば最初のうちはネットで何かを購入した際に入っていた緩衝材を取っておくとか、お友達にも声を掛けて集めてもらうのも案外お勧めです。
ショップが軌道に乗る前に大量に仕入れてしまっても場所を取るだけですし、使い切る前に商品を変えてしまったり何らかの理由で辞めてしまう可能性も0ではありませんので、はじめから大きなロットで資材を購入することはあまりお勧めできません。
緩衝材の種類についてはこちらのショップが見やすいかと思います。
株式会社アースダンボール
緩衝材以外にも様々な梱包材を取り扱っていて少量でも購入できるので、個人の方でも利用しやすいお店だと思います。

8、送り状

商品の梱包が完了したら、最後は送り状を記入します。
配送業者に頼んで予め送り状を貰っておきましょう。配送元の欄にあなたのショップの住所や名称を無料でプリントしてくれる業者もありますので、必要に応じて利用してみましょう。
また割れ物等の場合はシールを貼るのもお忘れなく。

以上、8つの「ネットショップで商品が売れたら必要になるもの」でした。
参考になりましたでしょうか?

特に梱包材やパッケージは思った以上にコストがかかる部分です。お金をかければいくらでも素敵なパッケージは作れますが、そのせいで商品価格が上がってしまい売れなくなってしまっては意味がありませんので、アイディアを絞って工夫することも心がけましょう。

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