こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。

本日も、ブログを更新していく上で是非実践していただきたい8つのポイントをご紹介したいと思います。

  • ブログ記事のタイトル
  • カテゴリー分け
  • シンプルな階層構造
  • リンクの貼り方
  • 画像アップロード
  • キーワードの強調
  • タグの活用
  • 見出しの活用

基本的なものからやや難易度の高いものまで色々ありますが、この8つのポイントに気を付けることでSEOの効果も上がり、かつ読者にとってもより良いサイトにすることができます。
今回は3の「シンプルな階層構造」についてです。

階層とは

ブログを作成する場合、多くは以下の図のような階層構造になるかと思います。

blog-directory

この構造がシンプルであるほどユーザーが現在地を把握しやすく、またクローラ―と呼ばれる検索エンジンロボットもブログ全体の構造を把握しやすくなります。
クローラ―とは:そのWebサイトがどのような内容なのか、どのような構造になっているのかなどを判断し、データベース化していく自動巡回プログラム。クローラ―が認識した内容(ページ)のみが検索結果に反映されますのでできるだけ多くのページをクロール(巡回)してもらう必要があります。
一般的にはトップページから3クリック以内で目的のページにたどり着くことができるようなシンプルな構造が、ユーザーにとってもSEOの観点でも望ましいと言われています。

カテゴリーの階層分け

前回のカテゴリー分けで、カテゴリー内の記事数が増えてきた場合にカテゴリーを更に細分化することで、よりわかりやすいブログになるとお話しました。
例えば「iPhone」「Xperia」「Arrows」という3つのカテゴリーがあったとして、iPhoneカテゴリー内の記事が増えてきたのでこのカテゴリーを更に「アプリ」「操作方法」「修理」の3つに細分化するとします。
この場合「iPhone」カテゴリーを親として、更にその中に「アプリ」「操作方法」「修理」の3つのカテゴリーを設定することになり、カテゴリーの中に更にサブカテゴリーが存在することになります。
細分化することで階層は1段深くなりますが、ユーザビリティという点ではサブカテゴリーを設定した方が、より求める情報(記事)を見つけやすくなります。

サイトマップの設置

いくら適切なカテゴリー分けをしていても、記事数が増えていくと徐々にカテゴリー構成が複雑になるなどして、ブログ内で迷子になってしまう場合があります。
そんな時にはサイトマップの導入をお勧めします。
サイトマップとは、Webサイト内のページ構成を一覧できるようにした案内ページのことで、迷子になったり目的の情報が見つからないユーザーのための記事一覧ページです。
自身がユーザーになった場合を思い浮かべてみて下さい。
とあるブログを訪問するとトップにはおそらく最新記事が掲載されていることと思います。
カテゴリーから興味を引く記事をいくつか見ているうちに、他にもどのような記事があるのか一覧で見たいと思う時はありませんか?
そんな時にサイトマップがあれば、そのサイト全体を見ることができ少ないクリックで目的のページにたどり着くことが可能になります。
またサイトマップを作成することでクローラ―もサイト全体の構造を把握しやすくなりますので、好評価を与えることができると言われています。

ナビゲーションメニューの設置

サイトマップ以外にもナビゲーションメニューを設置することで、ブログへの訪問者が目的の記事へすばやくたどり着けるようになります。
また、検索エンジンにとっても、そのブログ内でどの記事が重要なのかを理解するために役立ちます。
ナビゲーションメニューとはいわばそのサイトの目次のようなもので、例えばこちらは日経ウーマンオンラインのトップページですが、
nikkeiwoman
この、「TOP」や「キャリア&スキル」と表示されているバーがナビゲーションメニューです。
(グローバルナビゲーションとも呼ばれています)
ナビゲーションメニューは、ユーザーがどのページを閲覧しようとも常に固定された位置に表示されるためブログ内の移動がよりスムーズになります。
(例えばここにサイトマップへのリンクを掲載することで、ユーザーはいつでもサイトマップへ1クリックで移動することができます)

まとめ

  • トップページから各記事へは少ないクリック数で到達できるようにする
  • (特に記事数が増えてきた場合には)サイトマップやナビゲーションメニューを導入してユーザーにもクローラ―にも親切な構造にする

「構造」と聞くとなにやら難しいイメージですが、ユーザーによって「見やすいブログ」にするための心がけのようなものです。
階層構造に気を配ることでユーザーにとっても検索エンジンにとっても、わかりやすく親切なサイトが出来上がります。

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