この記事を書いた人
ショップ店長 ミキ
miki
公開日:2014.11.13 / 最終更新日:2021/03/29
こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。
無料で行えるネットショップへの集客方法として
この8つの方法(窓口)を一つずつご説明しています。
今日はこの8つの中から、8の口コミについて簡単にご説明します。
口コミとは商品やサービスに関する評価・評判などの情報が、知人同士のコミュニケーションを通じて人づてに伝達されていくことを意味します。
売り手側が行う販売促進や広告は売り手側による活動のため、長所や利点がクローズアップされる傾向がありますが、これに対して口コミは消費者同士がやり取りする情報ですので、比較的公平で信頼できる情報として受け止められやすいとされています。
同じ商品や情報でもネット上でふと見かけたものよりも、信頼している人からの情報の方がより「信頼」出来ませんか?
例えば安心できる成分の化粧水をあなたが探していたとしましょう。
ネットで色々と検索してみても、それぞれのショップやメーカーがこぞって自社の商品の長所をアピールするばかりで、一体どの商品がいいのかがわかりません。
また、ショップやメーカーサイトに書かれている宣伝文句はどこまでが本当かもわかりませんし、使用感もわからないので購入には二の足を踏んでしまいます。
ですがもしも仲の良い友人がその中のある製品を愛用していて、「これすごくお勧め!肌がしっとりするし、使い始めて3か月で肌が明るくなったような気もするの!」という話を聞いたらどうですか?
なんとなくその製品が気になったり、自分も友人のように肌が明るくなるかもしれない、という期待を込めて購入するかもしれませんね。
このように、信頼関係のある人物から商品やお店、サービスなどを勧められることでショップに訪問した場合が、口コミによる集客と言えます。
口コミは消費者の自発的な活動ですので、口コミの内容や広がり方などを売り手側が思惑通りに制御することは、一般的には難しいとされています。
制御できないからこそ、聞き手はその情報を信頼し、口コミが功を奏するのです。
売り手に意図的に操作された口コミだということが聞き手に伝われば、おそらくその口コミは集客には繋がらないでしょう。
マーケティングの世界では口コミを活用した戦術がいくつか存在しています。
但しこれらは「口コミによって人づてに(商品やサービスなどの)認知度が広がっていくことを期待する」という手法であり、売り手側にとって都合のいい口コミが必ず広がるというわけではありません。
人は基本的に「新しい情報」や「面白い情報」、「お得な情報」などを知りたがっています。
またそれらの情報を得た時には、自然と「誰かに喋りたい」と思うものです。
そして口コミの発信方法が昔は対面だけだったものが、今ではブログやメール、SNSなど様々な媒体を通じて発信できるようになりました。
つまり、昔よりも口コミ効果による集客の機会が広がったとも言えます。
ですがただ漠然と「口コミで商品の評判が広がる」のを待つだけでは意味がありません。
思わず誰かに喋りたくなるような情報がなくては、当たり前ですが口コミは発生しませんよね。
どのような情報なら、誰かに喋りたいという衝動が沸き起こるのか。
それを売り手側の立場ではなく一消費者の立場で考えてみることで、できることもあるかもしれませんね。
以上が、8つの「無料で行えるネットショップへの集客方法」でした。
いずれの項目にも言えることですが、これら8つの施策で集客効果を得るためには、「手間」と「時間」がかかります。
それを惜しいと感じたり面倒だと思われる場合は、「お金」と交換することで「手間」と「時間」を失わずに済むことでしょう。
手間と時間は一見すると無料のように思われるかもしれませんが、同じ集客効果を得るのにお金を投資した場合よりも時間がかかるということですから、必然的に売上が上がるまでの時間もかかりますし、成功までの時間も余計にかかるということです。
手間はともかく時間は有限ですので時間を取るか、お金を取るかは状況に応じて判断した方がいいと思います。
では。
この記事を書いた人
ショップ店長 ミキ
miki