こんにちは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。

アメブロの落とし穴についてこれまで、
【ひとりごと】アメブロの落とし穴①~同業者の真似をする
【ひとりごと】アメブロの落とし穴②~プライベートの掲載
【ひとりごと】アメブロの落とし穴③~閉鎖的
とお話してきました。
今日はその4回目で、アメブロ数字についてのお話です。

アメブロを始めると、色々な数字を気にするようになります。
・記事をいいね!してくれた人の数
・あなたのブログへのアクセス数
・あなたのブログへの読者登録数
・あなたのブログのランキング順位
気にならない方はいいのですが、ブログを始めて間もない頃はアクセス数の増減に一喜一憂したり、記事がいいね!されると嬉しくなるものだと思います。
いいね!の数や読者登録数については見たままですので特に問題はないのですが、アクセス数及びそのアクセス数を元に算出されるランキングについては、注意が必要です。
と、言いますのも、アメブロアクセス数については実際にブログ記事を見た人の数以上の数字が計上されているというのが、もっぱらの噂だからです。
(アメーバとしては公表していませんので、あくまでも推察の域)

アメブロには、「アクセス解析」というサービスがあります。
ブログへのアクセス数をはじめ、どのリンクから来たのか、どのような検索ワードで訪問したのか、などを見ることができます。

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(参考画像です)

ブログを更新したらやはり一人でも多くの人に読んでもらいたいと思うのが心情ですし、アクセス数が増えていくのはやはり素直に嬉しいものですよね。
ところが実際には、あなたの記事を読んだ人数以上のアクセス数がカウントされていると言われています。
その主な原因とは、

  1. グーグルなど検索エンジンのクローラ巡回を除外していない。
  2. ブログ主自身のアクセスもカウントしている。
  3. ブログ主自身のプレビューまでカウントしている。

この中で2と3についてはブログサービスの仕様によるものですので仕方ないとしましょう。
1のクローラとは、グーグルなどの検索エンジンがサイトを適切に検索結果に反映するよう、定期的に循環しているロボットのようなものです。

そう、つまり人ではありません。
このクローラの訪問までもを1としてカウントしていると言われています。

何故このようなことがわかるかというと、グーグルアナリティクスという無料のアクセス解析ツールを利用することで、いとも簡単に実際のアクセス数がわかってしまうからなのです。
アメブロアクセス数と実際のアクセス数の驚愕の差はこちらのサイトをご参照下さい。
アメブロのアクセス解析の水増し率は約250倍ということが判明
因みにグーグルアナリティクスでは「人以外のアクセス」は除外されているため、ここで表示される数値は全て誰かしらの「人」が訪問したことを表しています。

ではなぜアメブロがこのような仕様になっているかと言うと、これもまた推測にすぎませんが、ブログを更新する以上アクセス数の増加はモチベーションアップ(=ブログ更新)に繋がります。
つまり(故意にせよ)アクセス数を増やすことで、ブログ更新、ひいてはアメーバでの滞在時間が増え、各サービスの利用者が増加する・・・といったような図式もあながち当たらずとも遠からず、ではないかと思われます。

また、これは実際に私が開設しているアメブロの検索ワードでのアクセス解析画面です。

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このように、謎の検索ワードでの訪問が1か月以上は続きました。
この日は60件程度でしたが、100件を超える日も多々ありました。
原因はわかりませんが、何かしらの(歓迎すべきでない)自動ツールによるものでしょうか?
アメブロ内ではアクセス数アップのための非公認の自動ツールが沢山あるそうです。
本来アクセス数とは、あなたのブログ記事を読んでくれた人の数であるべきなのに、訳のわからない自動ツールやロボットなどの訪問までもがカウントされているのが実情なのです。

アメブロはSEOの観点から見ても、レンタルサーバー上で独自ドメインで開設しているようなブログ(当ブログもこれに該当します)と比較すると劣りますので、これらをわかった上でアクセス解析をご覧になることをお勧めしますし、必要以上に数字ばかりを気にしてしまって本末転倒にならないようにしましょうね。

では。

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