また、「まだ見つかってないわ~」という場合は、是非このQPC分析を参考にして強みを探してみて下さい。もちろん、コンセプトと全く違う内容、強みではいけません。
QPC分析とはそもそもキャッチフレーズを作るためのものではなく、「強み」を探すのに役立つ分析方法ですので、既にしっかりとした強みが見つかっているのであれば、後はその強みに応じたキーワード作りの参考として下図を役立てて下さいね。
<お店の強みを見つけるヒント>
このQPCを踏まえて、キャッチフレーズを作ってみましょう。
ここでははちみつを販売しているショップを例にして、QPCそれぞれにキャッチフレーズを考えてみました。
お店の強みがクオリティーなら、
「無添加天然はちみつをアルゼンチンからお届けします」
「世界一ヘルシーなオーガニックはちみつ専門店」
強みが価格なら、
「国産はちみつを生産者から直接お届け!だから安心価格」
強みが利便性なら、
「採れたてのはちみつを新鮮なうちに。採蜜から3日以内にお届け!」
と、こんな具合でしょうか?
同じはちみつを販売するお店でも、強みが違えばこのようにキャッチフレーズも変わってくるのがわかると思います。
もしもお店の強みがQPCの2つ以上にあてはまる場合は無理にどちらかに絞る必要はありませんので、両方の強みをアピールできるようなキャッチフレーズにするといいですよ。
では次に、実際のお店のキャッチフレーズを見てみましょう。
こちらのお店のキャッチフレーズは、
「京都の中心地にある1930年創業の「老舗はちみつ専門店」
品質が強みのお店のようですね。
株式会社ダンボール・ワン
こちらのお店のキャッチフレーズは、
「工場直送だから激安!」
価格が強みであることがすぐにわかります。
【POP GALLERY】ポップギャラリー
こちらのお店では、トップページの至る所に
「なんでも揃う」「すべて揃います」「国内最大級」
とあり、品揃えが豊富で利便性をアピールしていることがわかります。
このように、QPCを意識して他のショップを見て回るだけでもかなり参考になると思います。
また既にお気づきとは思いますが、キャッチフレーズは通常必ず目に入る最上段に配置します。
左上にショップ名やロゴを掲載することが殆どですので、その近くに配置するショップが殆どだと思います。
とにかく重要なのは「3秒の間に必ず目につく」ことですので、それを意識した場所に表示させましょう。
間違っても、スクロールしないと表示されないような場所に載せないようにしてくださいね。
また使用するショッピングカート会社やプランによっては、ショップ名の近くにキャッチフレーズを配置できない場合もありますので注意しましょう。
次回は「ショップタイトル」についてお話します。
では。