この記事を書いた人
ショップ店長 ミキ
miki
公開日:2014.06.12 / 最終更新日:2020/04/09
こんばんは、IT+(アイティプラス)からECコンサルを受けたネットショップ店長のミキです。
前回、前々回とショップ名についてお話してきました。
魅力的で、かつ効果的なショップ名とは?①
魅力的で、かつ効果的なショップ名とは?②
いかがでしょうか?
魅力的なショップ名の候補はいくつか見つかりましたか?
漠然と「カッコいい名前を探そう!」と思うと案外「これだ!」というものって見つからないと思います。
それよりも、自分のお店の商品や特徴に絡めてイメージできる名前の方が思いつきやすいだけでなく、SEO対策になる場合もありますので、最初から「これはちょっと・・・」とか「ダサい」とか決めつけずに先ずは沢山候補を挙げて、声に出してみたり友達に意見を貰ったりして色々な角度から絞り込んでいくといいと思いますよ。
・・・これってなんだか、子どもの名前を考える作業に似ている気がします(´ェ`*)(ショップも子どものようなもの?)
さて、ショップ名については前回までで終わりましたので、次は以下の3つのうち「コンセプト」について。
・・・と、その前に。
多分コンセプトとキャッチフレーズの違いがいまいちピンときていない方もいらっしゃるかと思いますので・・・。
コンセプトとは「全体を貫く基本的概念」のようなもので、ネットショップの場合はあなた自身の「想い」を伝える場でもあります。
ただやみくもに熱い想いを語っても、肝心の「どんなお店なのか」がお客様に伝わらなくては意味がありませんので、
このようにまとめると考えやすいかと思います。
「○○という商品を通して、□□なお客様に、△△をお届けするネットショップです。」
この○○や△△に言葉を当てはめていく訳ですが、ひとりよがりの内容では売上に繋がりませんので、このコンセプトもあなたのお店の強みをアピールする内容であることが大切です。
それに対してキャッチフレーズとは、
と言えるでしょうか。
どちらも、ネットショップを成功させたいならなくてはならないものです。
何故なら、エリアの限られた実店舗のショップとは違い、ネットショップは言ってみれば「商売の全国大会」のようなものですよね。
そんな中でアピールする強みが何もないお店にお客様が足を運び、何かを買う姿は想像できますか?
言い換えればあなたが見知らぬ土地で何を売っているかもわからないお店に入り、買い物をするようなものです。
一度や二度のまぐれはあるかもしれませんが、「安定した収益」を上げることはとても難しいはずです。
また、お客様はインターネット上で自分が探している商品や、自分のニーズを満たしてくれるショップを見つけるために、猛スピードで色々なネットショップを次々と訪れては、一瞬で見切りを付けて去って行きます。
ですので、まずは「一瞬で伝わる」キャッチフレーズでお客様を引き留め、コンセプトで興味を持っていただき、店の奥まで招き入れる必要があるのです。
つまり、
このようにそれぞれに目的があるということを覚えておいて下さいね。
また、実は更にもう一つこれに加えて考えていただきたいものに、「ショップタイトル」というものがあります。
これはコンセプトやキャッチフレーズとはまた少し違った用途になり、コンセプトとキャッチフレーズはどちらかと言えばお客様への対策ですが、それに対してショップタイトルはSEO対策のためのものになります。
ショップ名のSEO対策の記事でお話しした内容と重複する部分もあるのですが、こちらの画像を見て下さい。
これは前々回の記事でもお見せした画像でした。
今回注目していただきたいのは、青字で表示されている文です。
これが「ショップタイトル」になります。
「ショップ名と何が違うの?」って、思いません?
確かに見てみるとショップ名のようなタイトルも多いですが、文章のようなタイトルも中にはありますよね。
つまり、検索された時に「どのような文で表示させたいか」が、実は予め設定できるのです。
ここもきちんと設定しておくことで、ショップ名以外にも効果的なSEO対策となりますので、コンセプトやキャッチフレーズと共に決めておくといいと思います。
と、いう訳で前置きが長くなってしまいましたので、コンセプト、キャッチフレーズ、そしてショップタイトルについては、次回以降でお話していきたいと思います。
では!
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ショップ店長 ミキ
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