この記事を書いた人
溝口耕太
kohta
公開日:2016.02.17 / 最終更新日:2020/01/29
おはようございます、IT+デザイナーの溝口です。
前回までは起業時に絶対必要な3つのデザインとして「ロゴ・名刺・HP」についてお話させていただきましたが、今回は「HPは自分で作る?依頼する?」についてお話ししたいと思います。
自分で作るのか、制作会社にお願いするのかなども含めいくつか選択肢がありますのでその内のいくつかをご紹介させていただきます。
HP制作を検討した場合、まずはここが分かれ目かと思います。
お金もかけたくないし、まずは自分で作ってみよう、となった場合に考えられるのが大きく分けると以下の3通りかと思います。
01.無料のサービスを使う
02.有料のテンプレートを購入して作る
03.htmlとCSSで一から作る
WIXやjimdoなど、専門的な知識がなくてもテキストや写真さえあればHPが作れてしまうサービスが増えています。ただ、独自ドメインの取得やテンプレート・容量の増加などに合わせて月額の料金がかかるプランも用意されており、仕事として使うには有料のものになってしまうかと思いますが、簡単なレイアウトであれば自分で更新・ブログの運用が可能です。まずはとりあえずHPが欲しい、という方にはいいかと思います。
レンタルサーバなどでサーバの契約・独自ドメインを取得し、WordPressなどのCMS(Content Management System:コンテンツマネージメントシステム(専門的な知識がなくてもHPのコンテンツを作成・管理できるように開発されたシステムのことを言います。))でHPを制作する場合がこれになります。CMSはまだまだ他にもありますが、最も知られているものがWordPressになります。
その中には無料のテンプレートもありますが、気に入ったものにしようとすると大体有料、ということが多いです。ただ、それでも5,000〜10,000円で十分なものを購入することができてしまいます。しかも月額費用などはかかりません。
簡単なレイアウトであれば自分で更新・ブログの運用が可能です。
まずはとりあえずHPが欲しい、ただそこまでお金はかけられないという方にはいいかと思います。
これはhtmlやCSSといった専門的な知識が最低限必要となるため、最もハードルが高いものになりますが、勉強してでもこれで作る、というやる気と根性さえあれば自分で意図したレイアウト・構成にすることが可能です。
お金はかけたくないし、時間もある、という方にはいいかと思います。
HPを作ることは無料でもできてしまいますが、webなどについて何の知識もない状態ではいいHPを作るのは正直難しいかと思います。そもそもどういったものを作ればいいのかも分からないから何もかもお願いしたい。多少お金をかけても内容もクオリティも充実したHPにしたい、という場合がこちらになります。
その場合に考えられるのが大きく分けると以下の3通りかと思います。
01.知り合いなどの個人
02.web制作会社
03.クラウドソーシング
身近なところにHPを制作できる人がいるのであれば、まずはそこに依頼されるのも一つの手かと思います。ただ友人などであるほど無料や格安でやってもらっているがために、あまり満足がいっていなくても今後の関係を考えると言いづらいというようなケースも見かけます。もちろんその方との関係や力量によりますが。
何社か相見積もりを取って、安かったところに依頼をかけてみる。という方も多いかもしれません。ただ、制作会社の違いを見極めるのは多少難しいところもあります。必ずしも金額に内容と対応が比例するわけではないからです。
何を基準に決めればいいかと聞かれても難しいところではありますが、実績紹介で制作意図や制作されたものがイメージに合っているかや、合って話したのなら、まずは会った時の印象。笑
そして、きちんとHP作成orリニューアルの目的意図に沿った提案をしてくれるか、今後のことを見据えた対応をしてくれるか、というところかと思います。
SEOの細かい話や難しいシステムの話をひらすらされて、よく分からないけどすごそう。という印象を持つだけで終わったのならそれは少し違うかもしれません。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスも今はよく使われてきています。これはお願いしたい案件をそのサイトの中で仕事として登録し、「誰かこの金額でやってくれる人いませんか?」や「いくらでやってくれますか?」というのを複数人の人に提案提出をお願いすることができるサービスです。
その複数きた提案の中から自分がお願いしたい人だけ選ぶことができます。登録されている人は個人もいれば法人もいます。
ただ、やり取りはメールなど非対面でのやり取りのみとなります。
それぞれのメリット・デメリットについて簡単にまとめてみたのが下記図になります。
いかがでしたでしょうか。
HPの制作が必要になった際にはいくつかの選択肢がありますので、状況と目的に応じた方法で制作いただければと思います。
次回は「WordPressでHP制作」についてお話しさせていただきたいと思います。
それでは!
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溝口耕太
kohta