おはようございます、IT+デザイナーの溝口です。
前回「名刺の種類」についてお話させていただきましたが、今回は今や欠かせないHPについてお話ししたいと思います。
HPとは
HPは会社の情報を24時間発信し続けてくれる営業ツールであり、様々な人とのタッチポイントになるブランディングイメージを築きあげるためのとても重要なものです。
足繁く営業に走り回ったとしても限界がありますが、HPであれば普段リーチできない層にまでリーチすることが可能です。こちらが意図していなかった人にまで出会うこともあるかもしれません。
集客・ブランディングのためにも、HPを作らない、という選択肢はほとんど皆無なのではないでしょうか。口コミだけで十分お店が回っているような状態であれば話は別ですが、それくらい当たり前のものになっているかと思います。
HPを作る前に考えたいこと
ロゴが決まり、次に取り掛かるのが名刺とHPになりますが、HPの場合も決して適当に作り始めることはできません。まず作る前に考えなければならないことがいくつかあります。
ネットショップの場合も同じですが、まず始めに考えたいことが
01.何を
お客様に提供するモノ・その価値は何か?
02.誰に
それを誰に届けるのか?
03.どうやって
それをどうやって伝えるのか?
です。
もちろん市場調査や3C分析もとても大事なことですが、そもそもそのHPは何を誰に伝えてどうしてもらうためのものなのか。目的とターゲットを決める必要があります。
例えばHPの目的はサービスを利用してもらうためや、資料請求、お問い合わせをしてもらうこと、などいくつかポイントはあるかと思いますが、その目的と決めたターゲットに沿ってHPの構成を考える必要があります。
目的が変われば全体の構成も変わり、ターゲットが変わればデザインのテイストも変わります。まずはここを固めてからどういったHPを作るのがいいかを考えていきましょう。
起業時はどんなHPがいいか
起業時に大きな構想があったとしても、いきなりそれを実現するというのは中々ハードルが高いことだと考えています。理想の欲しい機能を全て洗い出しても、それを全て叶えるにはそこそこの金額がかかってくるはずです。
潤沢な資金とリソースがあれば話は別ですが、事業を進める内に多少の方向転換や修正すべき点というのは出てくるはずです。
どこかのタイミングで必ずリニューアルは起きるので、まずは現実的な範囲でスタートをするのがいいかと思います。
最初のHPとして最低限必要なものとしては
・トップページ
・サブページ(会社概要やサービスのページなど)
・お問い合わせフォーム
そして
・集客につなげるためのブログなどのオウンドメディアやSNSでの発信
HPは作ったら終わり、というものではありません。常に更新運用し、時代の流れに合わせて変わっていく必要があります。HPを立ち上げたばかりの頃はまず誰も見に来てくれません。見に来てもらうための施策が必要になります。
それには有料広告を使うという手段もありますが、HPの内容がそれに耐えうるものでなければなりませんし、余程利益率のあるもの、もしくはLTV(Life Time Value:一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値))で考えればペイするものでなければ難しいと思います。
それよりも大事なことはしっかりと狙ったターゲットに対して有益な情報を発信すること。良いコンテンツを貯めていくことです。ブログ形式であれば運用もしやすいかと思います。そしてSNSとの連携やそこから繋がるお客様とのコミュニケーションを大事にする。競合サイトと比較した時によりしっかりとした信頼のおけるコンテンツがあるサイトを選ぶ、というのは皆さんも経験があるのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。
今回はざっくりとHPのお話をさせていただきましたが、見た目だけを考えてHPを作るのではなく、まずはこのあたりをしっかりと考えてから作っていただければと思います。
次回は「HPができるまで」についてお話しさせていただきたいと思います。
それでは!

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